「HAKOBUNE」3.24


「HAKOBUNE」

丁度一年前の今日、この曲をどうしても今すぐ歌わなければ!!

という思いに駆られ いても立ってもいられなくなり歌い始めた1年間。

(※きっかけの部分は2023年8月〜10月のブログにて)

自分の中から溢れ出してきた思いでもあるし、

この歌詞の世界が、実はとても大切な感情の一つであると

感じたからでした。


それは、ライブで誰かに聞いてもらいたい、というよりも

歌詞の世界を自分のできうる方法全てを使って

表現したい....!!というもので、その思いだけが

個展を開催し、録音する原動力になっていました。


2023年の音源はこちら↓

↓こちらはサブスクバージョン


現実は小説より奇なり という言葉がありますが

この曲を一番聞いてもらいたかった方はこの世を去りました。

その人物がこの世に残していったものは

ドラマか映画の中の出来事かと思うような内容が記された

数冊のノートでした。

(内容は関係者から伝えきいただけではありますが、今後も

私自身は、機会があったとしても見ることはないでしょう。)


個展と録音が済んだ後も、後から明らかになっていく

これは本当に事実なのだろうか、と思える事柄から

「HAKOBUNE」の歌詞の世界はさらに深みを増していき、幾度となく

曲が脳内で再生され、涙が流れる日々を過ごしていました。


「人」が生まれたことの意味は何だろう

本当の人生を生きるとは、一体何なんだろう

そんなことばかり考えていました


録音の日。

そんな一年を過ごした私の全てを込め

歌い終わったとき、「私、やっと言えた!」と思いました。

その感情は自分だけのものであるかもしれないし、

誰かと共有できるものかもしれません。


録音には、いつも冷静に曲の世界を感じて、その場の空気感と一緒に言葉と音を

昇華させてくれる道先案内人のようなギタリスト、荻野やすよしさんと、

限りない安心感でリラックスさせてくださるエンジニア、

Recording Studio KISSの木村義忠さんにご協力いただきました。

お二人がこの場に居合わせてくださったことに、心から感謝します。


文字で書くだけでは、まだまだ伝えきれない部分を、

録音した曲で何かを伝えることができたのなら、

こんなに嬉しいことはありません。

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