「時の方舟」Digital Album発売のお知らせ
sunshine city records
The 1st Digital Best Album
〖時の方舟〗
➫ 2023.10.25
🔸sunshine city records🔸
始まりが何だったかも定かでないところもあるのですが
歌い始めて約10年が経ちました。
これを一区切りとして今まで録りためた音源を
デジタルアルバムで発売します!!
活動初期から、一番最近の録音まで10年間の軌跡。
その時その時、大真面目に録音していますが、
今聞くと微笑ましい所もあり本当によくやったなあ
と思います(笑)が それも今に至る過程だと思い楽しんで
聞けるようになったのもこの形にした理由。
アルバムに収録した9曲は過去に自主制作でCDにしたものを中心に
「もうひとつの...」「雫」を書き下ろしてくださった
北野淳さんに協力していただいて できた音源ばかりを集めました。
このアルバムを作る最終的な決断に至ったのは、先に開催しました
絵画展のご案内の際に少し触れておりました「HAKOBUNE」という曲の存在でした。
私の周りで起きた出来事の要所要所で、この曲の歌詞とメロディが頭の中で
ぐるぐると回る瞬間が何度もあり、私の歴史に寄り添ってきてくれた曲。
その作詞をされたJackdawさんこと、Yamamoto Kenjiさんにお会いできた事で
実現した録音でした。(その辺りのことはInstagramでも少し書いております)
録音場所となったKenjiさんのスタジオは
揺るぎない優しさと温かさで包まれた場所でした。
なかなかそんなことを感じる場所ってないので、
今思い出しただけでも自分がフワッと優しいものに包まれている感覚になります。
行く前は、この曲を録音したら私はもう歌わなくてもいいのではないか、
位の勢いでスタジオに向かっていたのですが、録り始めると 緊張しながらも
そんな気持ちは いつの間にか溶け出てしまい、
とても穏やかな気持ちで録音の時間を過ごしました。
帰り道は、余韻を感じながらスタジオのある藤沢から三島まで
夕暮れの海をぼんやりと眺めながら普通電車に乗っていました。
その時の気持ちを一言で言うなら
私、まだもう少し音楽で言いたいことがあるな....でした。
録音の翌日からは、絵画展でギャラリーに在廊していました。
曲と自分の想いが交差して色となって展示されている場所。
そこに集って下さった方々と会話していると
「時の方舟」という絵画展を開催したつもりが、
「時の方舟」でこれまでの自分を作ってきた色んなものが
やってきて、私に「こうだったよね」「あなたはこんな人でした」
「これからはどうする?」と言われているようなそんな時間を
過ごしました。
そして、自分が歌ってきた曲に対しても、その当時とはまた違った意味で
全てに愛着と想いがあることに気づきました。
この10年にとても意味があったのだと。
人前では歌うつもりもなかった時の曲や、
始めて作った曲などもアルバムには入っています。
デジタルだからできることもあるものですね。
ジャケットは、
もし、20年前に「HAKOBUNE」のジャケットを
私がデザインしていたら どうなるだろうと
思って描いたものです。
色んな角度から楽しんでいただけたらと思います!!
収録曲
HAKOBUNE
雫
もうひとつの...
サンダルウッドな午後
sincerely
他全9曲
↓ここからは「HAKOBUNE」録音の時の写真とInstagramの投稿です
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